本番公開の準備(環境変数・最適化)
作ったアプリをインターネットに公開する前に必要な、本番用の設定と最適化のポイントをやさしく解説します。
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アプリが手元で動いたら、次はインターネットに公開して、誰でもアクセスできるようにします。この「公開する作業」を デプロイ と呼びます。まずはその前に必要な「本番用の準備」を学びます。
開発環境と本番環境のちがい
これまで動かしていた手元の環境を 開発環境、実際に公開するサーバーを 本番環境 と呼びます。本番環境では、安全性と速度のために設定を変える必要があります。
1. .env を本番用にする
公開サーバーの .env では、最低限ここを変えます。
APP_ENV=production
APP_DEBUG=false
APP_URL=https://あなたのドメイン
APP_ENV=production… 本番モードにする。APP_DEBUG=false… 最重要。エラー時に内部情報を画面に出さないようにする。trueのまま公開すると、データベース接続情報などが見えてしまい危険です。APP_URL… 公開するURL。
2. アプリkeyを用意する
Laravel は暗号化に使う鍵(APP_KEY)が必要です。サーバー上で未設定なら、次で生成します。
php artisan key:generate
3. 速くするための最適化
本番では、設定やルートをまとめてキャッシュしておくと高速になります。
php artisan config:cache
php artisan route:cache
php artisan view:cache
注意:
config:cacheの後に.envを書き換えても反映されません。設定を変えたらphp artisan config:clearで一度クリアしてから、再度キャッシュします。
4. 必要なファイルだけインストールする
公開サーバーでは、開発専用のツールを除いてインストールし、自動読み込みも最適化します。
composer install --optimize-autoloader --no-dev
画面の見た目(CSS/JS)も、本番用にまとめてビルドします。
npm install
npm run build
5. データベースを用意する
本番のデータベースにテーブルを作ります。本番では確認なしで実行する --force を付けます。
php artisan migrate --force
まとめ
- 公開作業を デプロイ、公開先を 本番環境 と呼ぶ。
.envはAPP_ENV=production・APP_DEBUG=false(最重要)・APP_URLを設定。key:generateで鍵を用意。config:cache/route:cache/view:cacheで高速化。composer install --optimize-autoloader --no-dev、npm run build、migrate --forceを実行。- 次の単元では、実際にVPSへ載せて公開します。
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